パイオニアは10月2日、オールインワンタイプのネットワークCDレシーバー「XC-HM83-S」を発表した。スピーカーシステム2モデルと合わせ、10月下旬に発売する。実売想定価格は、「XC-HM83-S」が4万8000円前後、スピーカーの上位モデル「S-HM82-LR」はペアで2万1000円前後、下位モデル「S-HM62-LR」は1万6000円前後。
「XC-HM83-S」は、DLNA 1.5準拠のネットワークオーディオプレイヤー機能に加え、CDプレイヤー、FM/AMチューナー、Direct Power FET採用のデジタルアンプをワンボディーに詰め込んだオールインワンシステムだ。ネットワーク再生ではDSD(DSDIFF /DSF)のほか、最大192kHz/24bitのWAV、FLAC、AIFFなどを再生できる。
またWi-FiとBluetooth(コーデックはSBC、apt-X、AAC)を内蔵し、アップルのAirPlayやネットラジオ(vTuner)をサポート。iPhoneやAndroid端末に専用アプリ「Pioneer ControlApp」を導入すれば、ボリューム調整やファンクション切替、選曲などの操作が手元で行える。
フロントパネルには、CDアルバムアートまで表示できる3.5インチ液晶ディスプレイを装備。USB端子では iPod/iPadを接続して楽曲再生や充電が可能だ。
回路間の干渉を抑える「セパレート構想」のきょう体を採用。電源は、デジタルとアナログ用に分け、回路基板もCD部/ネットワーク部/レシーバー部と機能ごとに3分割して配置した。本体サイズは290(幅)×98(高さ)×333(奥行き)ミリ。重量は4.8キログラム。
スピーカーは、両モデルとも25ミリ径のソフトドームツィーターと120ミリ径コーン型ウーファーを搭載した2Wayブックシェルフ型。上位機の「S-HM82-LR」はウーファーにグラスファイバー振動板を採用し、全帯域にわたってフラットで高解像な音を再現するという。インピーダンスはどちらも4オーム。
外形寸法と重量は、「S-HM82-LR」が156(幅)×266(高さ)×258(奥行き)ミリ、3.7キログラム。下位モデルの「S-HM62-LR」は156(幅)×241.5(高さ)×243(奥行き)ミリ、3.4キログラム(いずれも1台あたり)。
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