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オヤイデからハイレゾ対応プレーヤーのエントリーモデル「FiiO X1」発売ハイレゾ音源を2万円で

» 2014年12月08日 12時01分 公開
[ITmedia]

 オヤイデ電気(小柳出電気商会)は12月8日、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応したポータブルプレーヤー「FiiO X1」を発表。12月19日にオープンプライスで発売する。実売価格は2万円前後(税別)になる見込みだ。

 「FiiO X1」

 これは2013年に9月から2014年4月にかけて発売した「FiiO X3」(実売価格3万円)「FiiO X5」(実売価格4万9800円いずれも税別)に対して、「コンパクトかつ求めやすい価格でハイレゾ音源を楽しみたい」というユーザーからの声に応える形で開発したエントリーモデル。

 実売予想価格が2万円と安価ながら、DSD再生とUSB DAC以外のほとんどの機能を上位モデルから継承。ファイルフォーマットのAPE、WAV、FLAC、ALACが最大192kHz/24bitで再生可能。圧縮音源のMP2、MP3、AAC、OGG、WMAなどにも対応している。

 DACチップにはTexas Instruments製の「PCM5142」、オペアンプバッファーにはIntersil「ISL28291」を採用。コンパクトなボディでも高音質で再生できるとしている。また1つの出力端子でヘッドフォン/ライン出力でき、システム設定で切り替え可能。

 X3、X5に比べてシンプルなUIを備え、本体テーマをゴールド/シルバー/ピンク/オレンジ/ブルー/グリーンの6色から選択可能。本体カラーもFiiOのミュージックプレーヤー初となる2色展開でゴールドとシルバーから選べるようになった。

本体テーマカラーは6色(写真=左)。本体カラーはゴールドとシルバー(写真=右)

 ストレージは内蔵せず、最大128GバイトのmicroSDカード(SDHC/SDXC)対応スロットを搭載。日本限定で、8Gバイト(class10)のmicroSDカードが付属する。

 内蔵バッテリーは1700mAhのリチウムイオンバッテリーで、連続約12時間再生できる。充電時間は、5ボルト/2アンペアのACアダプター(付属せず)経由で約4時間。

 本体サイズは57(幅)×96.6(奥行き)×14(厚さ)ミリ、重量は約106グラム。microSDカード以外の付属物は充電/データ転送用USBケーブル、プロテクトフィルム2枚、シリコンケース、ステッカー3枚、ユーザーマニュアル。

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