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テレビ放送の音も“ハイレゾ相当”に――ソニーが「DSEE HX」内蔵の4Kブラビアを発表

» 2015年01月06日 20時31分 公開
[山本敦,ITmedia]

 ソニーは「2015 International CES」の会場に、磁性流体スピーカーと「DSEE HX」のアップコンバート機能を内蔵した液晶テレビ新製品「X9400C」「X9300C」を展示している。北米市場向けの新製品として発表されたものだ。

65V型の「X9300Cシリーズ」。“世界初のハイレゾ対応テレビ”としてデモンストレーションしている

 ベースは最新の「4KプロセッサX1」やAndroid TVをスマートテレビ機能のプラットフォームに搭載する“4Kブラビア”の新製品だが、ユニークなのが“ハイレゾ対応”のテレビでもあるところ。“ウォークマン”など同社製オーディオ製品やXperiaシリーズでお馴染みの高音質化技術「DSEE HX」を内蔵しており、テレビ番組やVOD放送の音声や、HDMI接続したプレーヤーなどで再生するディスクコンテンツの音声を最大48kHzにアプコンして楽しめるという。

 パネルの両サイドには日本国内でも発売されている「X9500/X9200シリーズ」が採用する磁性流体スピーカーが搭載されている。日本国内での発売時期などについては明らかにされていない。

パネルの両サイドに磁性流体スピーカー

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