オンキヨーは2015年2月19日、ステレオプリメインアンプ「A-9010」を発表した。3月上旬発売予定で、価格は4万円(税別)。本体色はシルバーのみ。
A-9010は、ミニコンポからのステップアップを想定したエントリー・プリメインアンプ。入門機として必要な機能をシンプルにまとめながらも、ヒートシンクはアルミ押し出し材、スピーカーターミナルは金メッキ仕様、カップリングコンデンサーにはニチコン製Fine Goldを採用するなど、音質に影響する部分にはハイグレードパーツを使用している。
チューニングはイギリスを中心としたヨーロッパで実施。厚みのある中域とクリアでエネルギッシュなサウンドを目指したという。
スピーカーへの出力を電子式に置き換え接点を減らし、出力経路をシンプル化。また、信号経路を短縮化するダイレクト機能を搭載。さらに低NFB(ネガティブフィードバック)、ハイカレント、ローインピーダンスドライブ設計ともなっている。高性能なフォノイコライザーを搭載し、近年盛り上がりを見せているレコードプレーヤーともつなげられるほか、USB-DACをセットすればハイレゾ音源も楽しめる。同社では「オーディオの醍醐味(だいごみ)をしっかりと味わえる」としている。
定格出力は最大88ワット、実用最大出力は170ワット。周波数特性は10〜10万Hz、SN比が92デシベル(ライン、IHF-A)、インピーダンスは4〜16オームとなっている。
入出力端子はライン入力×5(うち前面×1)、フォノ(MM)×1。ライン出力×1、ヘッドフォン(6.3ミリ)×1、スピーカー(1系統、バナナプラグ対応)。そのほか操作なしで20分間無音状態が続くと作動するオートスタンバイ機能を搭載した。
本体サイズは435(幅)×332.5(奥行き)×129.5(高さ)ミリ、重量は6.4キロ。リモコンが付属する。
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