ボーズは4月10日、同社の創立50周年を記念して、特別な表面仕上げを施した限定モデル「Wave SoundTouch music system High-Gloss Pearl」を発表した。4月17日から同社直販店と直販サイトで販売する。価格は8万3000円(税別)。
機能と形状は既存の“SoundTouch”シリーズ「Wave SoundTouch music system」と同じ。表面の塗装を光沢白にガラス粒子をちりばめた「ハイグロスパール」仕上げとし、光を受けてキラキラと光るようにした。同社によると、何層もの塗装はすべて手作業によるものだという。
一方、スロットローディング式のCD挿入部は通常のシルバーからブラックに変更し、白と黒のコントラストを演出した。さらにボーズロゴとともに創立50周年記念ロゴが入った台座が付属する。
本体にはAM/FMラジオチューナー、CDプレイヤー、同社のネットワークオーディオ機能「SoundTouch」などを搭載。家庭内のWi-Fiを介してPC/Macに保存した楽曲データをワイヤレス再生で楽しめる。また世界2万局以上のインターネットラジオに直接アクセスできる。
付属のリモコンには6つの専用プリセットボタンを装備。気に入ったインターネットラジオ局や楽曲などを登録しておけば、ワンタッチで呼び出せるのが特徴だ。また専用アプリ「SoundTouch app」(Android/iOS版)を導入したスマートフォンやタブレットではネットワークオーディオ機能の操作が可能。家の中に複数台のSoundTouchシリーズがある場合も1台の弾末で管理できる。
スピーカーは57ミリ径のフルレンジ2基によるステレオ構成。管共鳴の原理を応用した低域再生技術「ウェーブガイド・スピーカー・テクノロジー」を併用することで、小型ユニットならではのスムーズな音と豊かな低音を両立させた。
なお、創立50周年記念モデルに「Wave SoundTouch music system」を選んだ理由について同社では、「1993年の『Wave radio』から続くウェーブシステムは時代を超えた小型オーディオとして世界中で親しまれている。これに最新のSoundTouch技術を組み合わせた『Wave SoundTouch』は、ボーズの過去から未来までを象徴できるモデルとして選ばれた」と話している。
本体サイズは368(幅)×143(高さ)×219(奥行き)ミリ。重量は約4.5キログラム。デモCD、USBケーブル、FM簡易アンテナなどが付属する。
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