東急テクノシステムは4月10日、業界初のヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)を利用した運転シミュレーターを発表した。現実の走行環境に極めて近い研修の実現を目的としたもの。ゴールデンウィークに行われるイベント「たまプラーザ トレインパーク」で一般に公開する。
体験者がHMDを装着すると、現実の走行環境をCGで再現した360度の仮想空間内で研修が行える「体感型教材」。本番さながらの臨場感と緊張感が味わえるという。また従来の大型シミュレーターに比べて半分以下のスペースで設置可能で、導入コストも3割減らせるとしている。
「たまプラーザ トレインパーク」の開催期間は、5月2日(土)から4日(月・祝日)の3日間。東急田園都市線たまプラーザ駅直結の商業施設「たまプラーザ テラス」のノースプラザ3階催事場で開催される。当日、シミュレーターで体験できるのは東横線の「多摩川駅」〜「横浜駅」間で、体験は18歳以上に限られる。なお、混雑が予想されるため、時間帯ごとの整理券を配布する予定だ。
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