タイマーと電卓は「CAL/TIMER」スイッチで切り替える。初期画面は「00-00-00」で、タイマーは最大99時間59分59秒まで設定可能。3分に設定する場合は「3」「0」「0」と入力すればOKだ。テンキーで直接指定できるため、素早く設定できる。
「START」キーでカウントダウンが始まり、セット時間になるとアラーム/バイブ(またはその両方)が作動する。カウントダウン中に「STOP/RESET」キーを押すと一時停止が可能で、続けてカウントダウンする場合は再度「START」キーを押す。
カウントアップの最大計測時間も99時間59分59分。表示が「00-00-00」の状態で「START」キーを押せばカウントが始まり、ストップウォッチのように使える。
電卓機能については、基本計算に加えて、“べき乗計算”、四則定数計算、パーセント計算、複利計算などができる。
タイマーのカウントアップ/ダウン中に電卓モードに切り替えてもカウントは維持されるので、料理中に重さを計算するような場合も問題なく使える。
個人的に最も気に入っているのはバイブ機能。家の中ならアラームを鳴らしても問題はないのだが、昔からキッチンタイマーのアラーム音は耳障りであまり好きではなかったので、バイブレーションでの通知は助かる。
だが、アラーム/バイブの作動時間が約1分間に固定されているのが少し残念だ。多機能さを追求するのであれば、できればアラームやバイブの時間を設定できるようにしてほしかった。
LEDライトは明るさがいまひとつなので、緊急用のサブライトとして考えたほうがいいだろう。LEDライトの非力さと、やや大柄な本体が気にならないのであれば多機能なタイマーとしておすすめできる。
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