約1400度に熱した溶湯を鋳型に流し込む「注湯」と呼ばれる作業工程。正確に行うのはもちろんだが、スピーディーに行わないと“巣”と呼ばれる穴が生じやすく、不良の原因になってしまうという。
砂型で成型されて固まった鋳物から、湯道(溶湯を流し込む経路)などを取り除く作業。「ゲートペッカー」と呼ばれる油圧式の機械を用いて行う。冷めて固まっているものの、まだ500度前後とかなり高温だ。
鋳物に付いた砂を落とす工程。大型洗濯機のような機械に鋳物を放り込み、回転させながら鉄球を当てて砂を落とす。鋳物が洗濯物、鉄球がそれを洗う水といった感じだ。フライパン同士をたたき合わせたような音が響く。
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