設置性と接続性の高さも大きな特徴だ。6畳間でも100インチの投写が可能で、レンズシフトは非搭載ながらヨコキーストン機能(台形補正)を従来機種から継承。スクリーンに対して斜めからでも正しく映像を投写できる。本体重量は3.1キログラムとコンパクト。従来機では2ワット出力だった内蔵スピーカーも5ワット出力に強化しており、別途オーディオシステムを用意しなくても利用できるという。またBluetooth対応により、ワイヤレススピーカーやヘッドフォンとも接続可能だ。
無線LANも内蔵した。同社が提供する「Epson iProjection」アプリを使えば、スマートフォンからプロジェクターの操作が可能だ。さらにインテルのWiDiに対応し、PC/Android搭載の対応端末と無線接続してスクリーンミラーリングが行える。ただし、WiDi使用時は処理能力の問題から2D-3D変換などを併用することはできない。
このほか有線接続のMHLもサポートするなどスマートフォン/タブレットとの連携に力を入れた「EH-TW5350/S」。同社では、「今までのAVファンだけでなく、若い人にも大画面を手軽に体験してほしいモデル。ホームプロジェクターの裾野を広げていきたい」(小西氏)と話している。
なお、同社では体験イベントや実際に家庭で試用できるレンタルサービスなどに力を入れているが、今後も展示店舗の拡大など“体験機会の拡充”に力を入れる。10月30日からは東京・二子玉川に「iTSCOM STUDIO &HALL 二子玉川ライズ」で体験イベントを実施する予定だ。詳細は10月頃に同社サイトで告知するという。
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