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ボイスコイルとマグネットを2組使ってハイレゾ再生! コードも2本付属するパナソニックのカナル型イヤフォン「RP-HDE10」

» 2015年10月14日 22時53分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは10月14日、ハイレゾ音源再生に対応したカナル型イヤフォン「RP-HDE10」を発表した。2016年1月22日に発売する予定で、価格はオープン。店頭では2万4000円前後(税別)になる見込みだ。

「RP-HDE10」

 一般的なドライバーは振動板の背面にボイスコイルとマグネットを1組配置しているが、RP-HDE10では振動板の前面にもう1組のボイスコイルとマグネットを配置。超多層フィルム(MLF)振動板を精密かつ強力にドライブするのが特徴だ。さらに高域の干渉を防ぐ新構造により、3〜5万Hzという再生周波数帯域を実現したという。「ハイレゾ音源の精緻な音を忠実に再現する」(同社)。インピーダンスは34オーム、感度は108dB/mWとなっている。


 ハウジングとユニットキャップはアルミ削り出しとして不要な共振を抑制。またケーブルは着脱式として、利用シーンによって使い分けられる2種類のケーブルを付属した。このうち「ハイグレードコード」は銀メッキ仕様OFC線のスターカッド構造で、ノイズの少ないクリアな音質を実現するという。もう1つのコードはスマートフォン対応のマイク/リモコン付きコード。長さはどちらも1.2メートルとなっている。

ハイレゾ対応ヘッドフォンのエントリーモデルも

 また同社は、ハイレゾ音源再生に対応したオーバーヘッド型のエントリーモデル「RP-HD5」もリリースしている。新開発の40ミリ径ドライバーを搭載し、4〜4万Hzのワイドレンジ再生が可能だという。インピーダンスは44オーム、感度は99dB/mWとなっている。

「RP-HD5」。テクニクスのヘッドフォン「EAH-T700」と同じ「HS(Horizontal Slide)アジャスト機構」を備えた

 本体重量はコードを含めて約240グラム。持ち運び時に便利なスイーベル機構、ヘッドバンドを水平方向にスライドさせて頭の形状にフィットさせる独自の「HS(Horizontal Slide)アジャスト機構」も備えた。

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