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小さくなった?――ヤマハがハイレゾ対応の小型Hi-Fiコンポーネントを発売スピーカーは14回塗装の黒鏡面仕上げ!

» 2015年10月22日 15時42分 公開

 ヤマハは、ハイレゾ再生に対応したコンパクトなHi-Fiオーディオ機器を11月中旬に発売する。ラインアップと価格は、USB-DAC機能を搭載したプリメインアンプ「A-U671」が6万円、ネットワークCDプレイヤー「CD-NT670」が5万4000円、ブックシェルフ型スピーカー「NS-BP401」が2台1組で3万5000円(すべて税別)、発売は11月中旬予定。本体色は、A-U671とCD-NT670がシルバー、NS-BP401がピアノブラックのみ。

設置イメージ

 プリメインアンプとネットワークCDプレーヤーは、高さ70ミリの厚みを抑えたのが特徴。幅も310ミリとコンパクトながら、アルミ製のボリュームノブやブラックのサイドパネルなど、上位機種を想起させるデザインになっている。

 A-U671のUSB-DAC部は、ESSのDACチップを搭載し、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生および最大384kHz/32bitのPCM音源を再生できる。入力信号はフロントパネルのインジケーターで視認可能。オーディオ用低ノイズオペアンプを使用したヘッドフォン出力も備えた。

 最大消費電力は30ワット。本体サイズは314(幅)×342(奥行き)×70(高さ)ミリ、重量は3.3キロ。リモコンが付属する。

ネットワークCDプレーヤー「CD-NT670」

 CD-NT670は、有線LANとWi-Fi機能を装備したネットワークオーディオ機能を備えたCDプレイヤーだ。PCやNASに保存している音楽ライブラリー、インターネットラジオのradiko.jpやvTuner、iOSデバイスのAirPlayなどとの接続が可能。ヤマハ独自のマルチルーム対応ネットワークオーディオ技術「MusicCast」にも対応している。

 CDドライブ部は、独自の高剛性ローダーサポートを採用し、CD再生時の不要な振動を抑える。またBluetooth 2.1+EDRをサポート。A2DP接続時のコーデックはSBCとAACとなっている。

 最大消費電力は16ワット、スタンバイ時の消費電力は0.5ワット以下。本体サイズは、314(幅)×338(奥行き)×70(高さ)ミリ、重量は2.9キロ。リモコン、FMアンテナ、単三形乾電池2本、ステレオケーブルが付属する。

ブックシェルフ型スピーカー「NS-BP401」

 「NS-BP401」は、「NS-BP400」の後継となる2Wayバスレフ型のハイレゾ対応スピーカーだ。ツィータ―は3センチソフトドーム型、ウーファーは13センチコーン型を採用。ウーファーの振動板には純度99%以上のアルミ材を用いた。同社では「軽量かつ高剛性で優れたレスポンスが得られた」としている。再生周波数帯域は50〜4万Hz。インピーダンスは6オーム。

 キャビネット部は、くさびの原理による「総三方留め構造」を採用した、黒鏡面のピアノ仕上げ。全行程で14回の塗装を行っているという。

 本体サイズは176(横)×327(奥行き)×310(高さ)ミリ、重量は5.9キロ。スピーカーケーブル2メートル×2、サランネット×2が付属する。

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