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シャープ、加湿/除湿機能も搭載したオールインワン空気清浄機「KC-GD70」いろいろおまかせ

» 2016年03月28日 15時35分 公開

 シャープは3月28日、「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載した空気清浄機「KC-GD70」(18畳タイプ)を発表した。衣類乾燥もできる同社初の除加湿一体型。価格はオープンプライス。市場想定価格は10万円前後(税別)で、4月21日に発売する。 本体カラーは「ホワイト系」のみ。

 除湿、加湿、空気清浄機能を1台に集約したプラズマクラスター除加湿空気清浄機。「おまかせワンボタン」の操作で、5つのセンサー(ホコリ、ニオイ、湿度、温度、照度)が部屋の状況を感知、季節や部屋の明るさに応じて除湿/加湿/空気清浄を自動でコントロールする。例えば春から夏には、昼間は花粉やPM2.5などを集じんする空気清浄運転を行い、夜間はカビの増殖抑制や部屋干しの湿気を取る除湿運転に自動で切り替わる。また、秋から冬は、昼間は人に潤いを与える加湿運転を行い、夜間は結露を抑制する除湿運転を行うといった自動コントロールが可能だ。同社は「24時間、365日快適な空気環境を提供する」としている。

 プラズマクラスターイオンと広角自動スイングルーパーで、部屋干し衣類の生乾き臭を消臭しながら素早く乾燥するという独自の「衣類乾燥モード」を搭載。空気清浄機能では、遠くのホコリも引き寄せる「スピード循環気流」や、3つのフィルター(静電HEPAフィルター、脱臭フィルター、ホコリブロックプレフィルター)でしっかり集じん・脱臭する。

 そのほか、背面パネルを外さずに簡単に清掃できるようにレイアウト。給水/排水タンクもハンドルを搭載し、片手で持ち運ぶこどができるよう設計するなどメインテナンス性を高めた。

 8畳間の場合で清浄時間はそれぞれ除湿空気清浄が10分、加湿空気清浄と空気清浄は9分。最大風量は、除湿空気清が毎分6.5m3、加湿空気清浄と空気清浄は毎分7.0m3。除湿方式はコンプレッサー方式で、除湿能力が最大9.0L/日、排水タンク容量が約3.0L。加湿方式は気化方式で、加湿量は最大630mL/時、給水タンク容量は約3.0L。

 本体サイズは405(幅)×337(奥行き)×687(高さ)mm、重量は約17.4kg。

※初出時に記事タイトルに誤記がありました。おわびして訂正します(3/28 22:54)

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