シャープは3月9日、プラズマクラスター扇風機の新製品5機種を発表した。いずれも、「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載。梅雨から夏にかけての季節に気になる、部屋干し衣類の生乾き臭や衣類に付いた汗臭を「スポット消臭」したり、タバコの付着臭を分解・除去することができるという。価格はすべてオープンで、発売は4月15日(一部限定モデルを除く)。
背の高いリビングファンの「PJ-F3DG」と「PJ-F3DS」は、ネイチャーテクノロジー(生物模倣技術)を活用した独自の「ネイチャーウイング」を採用したモデル。なめらかな風とプラズマクラスターイオンの保湿効果によって、扇風機の風を長く浴びた時に感じる「だるさ感」を抑える効果を業界初で実証した(同社調べによる)。数千キロも旅をするという”アサギマダラ蝶”の羽根形状を応用した。
特に、上位モデルのPJ-F3DGは「ハイブリッド・ネイチャーウィング」を採用。”アサギマダラ蝶”にならった羽根形状と、”アゲハ蝶”の羽にならった尾状突起で三重の軌跡を描き、前、真ん中、後ろでそれぞれ7枚ずつ、合計21枚羽根相当のなめらかな風を生み出すという。
モーターは共にDCタイプ。イオン適用床面積の目安はPJ-F3DGが最大約12畳、PJ-F3DSが最大約10畳。本体サイズと重量は共通で、370(幅)×820〜1110(高さ)×370(奥行き)mm。重量は約5.8kg。ボディカラーは、PJ-F3DGがゴールド系、PJ-F3DSがホワイト系のみ。
市場想定価格は、PJ-F3DGが3万1000円、PJ-F3DSが2万6000円。
「PJ-D2DBG」と「PJ-F2DS」は、コンパクトで手軽に持ち運びができ、3Dターン(上下左右の自動首振り)が特徴のモデル。上約90度〜下約10度、左右約90度の自動首振りで部屋の空気を効率よく循環させることができる。
上位モデルのPJ-F2DBGは「ハイブリッド・ネイチャーウィング」を採用。”アホウドリの翼”と”アマツバメの尖りと丸みのある羽根形状”を応用したことで、風量が約50%アップしたという。また、ニッケル水素充電池を内蔵し、約6時間の充電で最大約14時間のコードレス運転が可能。部屋の温度・湿度の上昇をセンサーが検知し、光と音で知らせる「みはり機能」を搭載した。
モーターは共にDCモーターを採用。イオン適用床面積の目安はPJ-F2DBGが約12畳、PJ-F2DSが約10畳。
PJ-F2DBGの本体サイズと重量は、270(幅)×270(奥行)×550〜670(高さ)mmで約3.2kg(充電池含む)。PJ-F2DSの本体サイズと重量は、270(幅)×270(奥行)×525〜645(高さ)×mmで約2.4kg。ボディカラーは、PJ-F2DBGがベージュ系、PJ-F2DSがホワイト系、ブラウン系。 市場想定価格はPJ-F2DBGが3万5000円、PJ-F2DBGが2万3000円。
リビングファン「PJ-E3AS」は、ACモーターを搭載した普及モデルだ。イオン適用床面積の目安は約10畳。本体サイズは369(幅)×355(奥行)×690〜840(高さ)mm。重量は約3.4kg。ボディカラーは限定生産のブルー系、ピンク系、のほかホワイト系を用意する。限定生産のブルー系「PJ-F3AS-A」、ピンク系「PJ-F3AS-P」のみ5月下旬に発売する予定だ。市場想定価格はいずれも1万3000円。
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