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長さを図るときに使う道具の名前「さし」「定規」どっち?

» 2016年04月01日 06時00分 公開
[ITmedia]

 「地方によってなぜ呼び名が違うの?」「関東と関西、違う呼び名でも中身は一緒?」そんな日本の言葉を1日1つずつ紹介していく「意外と知らない日本の雑学」

 あなたの住む地域では、物の長さを測るときに使用する「あの道具」をどのように呼んでいましたか? 関東では「定規」、関西では「さし」と呼びます。関西のこの「さし」とは「ものさし」のことです。

 新辞林辞書によると、定規とは「物事を判断するときの基準・尺度。ものさし」と記載されており、物の長さを測るときは「ものさしである」と書かれています。

 定規は「線を引くもの」であり、ものさしは「長さを測るもの」と明記されているので、長さを測るときは関西の呼び方が正しいといえます。

 他にも東海地方では「線引き」と呼ぶなど、地域によって言い方が違います。調べてみると面白いですよ。

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