上位モデルの「OLED E6P」は、1枚ガラスの上に映像が映し出されているような「Picture-on-Glass」デザインコンセプトに基づくスタイリッシュな有機ELテレビだ。画面の最も薄い部分は約7mm。わずか3mm厚のガラス製バックカバーの上に2.57mm厚の超薄型有機ELパネルを一体化させる手法でスリム化を図った。さらに上下のフレーム幅も各1mmと「ぎりぎりまで画面」に仕上げた。
スピーカーは、harman/Kardonとのコラボーレションによるサウンドバータイプで、フロント(L/Rに各2基)とサブウーファー2基を組み合わせた2.2ch構成になっている。また、新たに設置環境に合わせて音質を調整する「マジックサウンド」機能を搭載。テレビのスピーカーからテストサウンドを発信し、付属の「マジックリモコン」に搭載されているマイクで空間の音響環境を測定することで、自動的に音場を設定する。
Web OSはver.3.0となり、各種操作のレスポンス向上に加え、画面の一部を自由に拡大できる「マジックズーム」、2画面機能の「マルチビュー」といった機能が追加された。マジックズームには、注目したい部分を拡大する「フォーカスズーム」と全体を拡大する「ライブズーム」があり、ライブズームなら最大500%まで大きくできるという。もちろんWebブラウザやNetflixなどのネット動画など、さまざまなアプリも利用可能。操作は、画面上のカーソルを自在に動かせる「マジックリモコン」で行う。
このほか、USB外付けHDDへの録画機能や3D表示もサポート(別売の3Dメガネ『AG-F310DP』が必要)。Wi-FiやMiracastにも対応した。HDMI入力は4系統で4K/60p入力をサポート。なお、カーブドモデルの「OLED C6P」も基本機能は同一だ。
一方、夏に発売する「OLED B6P」は、「液晶テレビに迫る価格」(イ・インギュ社長)を目指したスタンダードモデルだ。詳細は後日改めて発表する予定だが、55V型と65V型の2サイズで、6月15日から予約受付を開始するという。気になる価格は、「同クラスの液晶テレビの1.2倍程度の価格で提供したいと考えている」(同氏)
型番 | 65E6P | 55E6P | 55C6P | 65B6P | 55B6P |
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画面サイズ | 65V型 | 55V型 | 55V型 | 65V型 | 55V型 |
チューナー数 | 地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル×2 | 未公開 | |||
録画機能 | ○(別売のUSB外付けHDDが必要) | 未公開 | |||
HDMI入力 | 4系統(4K/60p対応) | 未公開 | |||
実売想定価格 | 90万円前後 | 70万円前後 | 47万円前後 | 未定 | |
発売時期 | 5月下旬 | 夏予定 | |||
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