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英RHA、初のフルバランスヘッドフォンアンプや新ドライバー搭載イヤフォンを「IFA 2016」で披露IFA2016

» 2016年08月26日 15時58分 公開
[ITmedia]

 英RHAは8月26日、同社初となるDAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「Dacamp L1」およびハイレゾ対応のカナル型イヤフォン「CL1 Ceramic」「CL750」を発表した。9月2日から独ベルリンで開催される「IFA 2016」の会場でお披露目を行う。なお、販売代理店のナイコムによると、日本でも10月に発売する予定だという。

「Dacamp L1」

 Dacamp L1は、フルバランス設計のポータブルヘッドフォンアンプ。L/RそれぞれにDACチップの「ES9018K2M」を搭載し、AB級動作のアンプ部と組み合わせた。最大384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまでの再生に対応する。4000mAhの内蔵リチウムイオンバッテリーで約10時間の動作が可能だ。

「ES9018K2M」をデュアル搭載
出力はバランスとアンバランスを1系統ずつ

 出力はバランスとアンバランスを1系統ずつ。3段階のゲイン調整やイコライザー機能(ベース、トレブル)も備えた。予定価格は5万2800円(税別)。

「CL1 Ceramic」

 CL1 Ceramicは、ハウジングに初めて高密度セラミックを採用したハイブリッド型イヤフォン。さらに中低域を担当する「CL Dynamic transducer」と高域用の「Ceramic plate transducer」という2つのユニークなドライバーを搭載する意欲作だ。詳細はIFAで発表される予定だが、再生周波数帯域は16〜4万5000Hz、感度は87dB、インピーダンスは150Ωとなっている。

付属品も豊富

 またsMMCX端子による着脱式ケーブルを装備。ヘッドフォンアンプとのバランス接続に対応するケーブル(4ピン、ミニXLR)および3.5mmステレオミニのケーブルなどが付属する。予定価格は4万7800円。

「CL750」

 CL750は、ステンレス製のハウジングにダイナミック型ドライバーを搭載したカナル型イヤフォンだ。再生周波数帯域は16〜4万5000Hzをカバー。ヘッドフォンアンプとの組み合わせを想定した設計で、感度は86dB、インピーダンスは150Ωとなっている。11ペアのイヤーチップ(コンプライ含む)、クリップ、プロテクターケースなどが付属する。予定価格は1万5800円。

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