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ソニーの4Kプロジェクターがマイチェン、HDR対応を強化した「VPL-VW535」登場

» 2016年09月06日 16時48分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]

 ソニーは9月6日、4K/HDR対応プロジェクターの新製品「VPL-VW535」を発表した。ブラックとホワイトの2色を10月中旬に発売する予定だ。希望小売価格は100万円(税別)。

「VPL-VW535」のブラック

 ネイティブ4Kの「4K SXRD」を搭載したフロントプロジェクターの上位モデル。昨年リリースした「VPL-VW515」の後継機で、外観や基本設計を踏襲しつつ、いくつかのアップデートを加えている。

 まずHDMI入力は、4K/60pの10bit信号まで対応した(従来は8bitまで)。2つのHDMI端子はともにHDCP 2.2をサポート(従来機は1つ)するなど、今後普及が見込まれる4Kプレミアムコンテンツを幅広くサポートする。

ホワイトもラインアップしている

 HDR対応も強化。同時発表された「VPL-VW5000」同様、放送用HDRとして普及が見込まれているHLG(Hybrid Log Gamma)にもファームウェアアップデートで対応する予定だ。

 また輝度1800ルーメンの高圧水銀ランプや映像を解析して光量を自動制御する「アドバンストアイリス3」といったハードウェア面に変化はないが、ソフトウェアの微調整によってダイナミックコントラストを従来機の30万:1から35万:1へと引き上げている。

型番 VPL-VW535 VPL-VW515(参考)
解像度 4096×2160ピクセル
入力信号 4K/60p対応(10bit) 4K/60p対応(8bit)
アイリス アドバンストアイリス3
光源 高圧水銀ランプ
光出力 1800ルーメン
HDMI入力 2(どちらもHDCP 2.2対応) 2(うち1つがHDCP 2.2対応)
外形寸法 約496(幅)×195(高さ)×464(奥行き)ミリ
重量 約14kg
希望小売価格 100万円 90万円
発売時期 2016年10月中旬 2015年10月9日

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