Lenovoは1月3日(現地時間)、米ラスベガスで開催されるコンシューマーエレクトロニクスのイベント「CES 2017」に合わせて、スマートホームデバイス「Lenovo Smart Assistant with Amazon Alexa」を発表した。Amazon.comが提供するクラウド上のAIアシスタント「Amazon Alexa」にアクセスし、音声対話でさまざまな機能を利用できる。2017年5月に発売する予定だ(日本での発売は未定)。
Alexa対応のスマートホームデバイスは、既にAmazon.comが「Amazon Echo」を2015年から一般販売しているが、サードパーティー製のAlexa対応デバイスは初めてとなる。Amazon Echoと同様に、ネット検索を活用した質問への回答、アラームの設定、天気予報や交通情報の確認、プレイリストの音楽再生、対応するスマート家電の操作などが、音声対話だけで行える。
基本スペックはCPUにCeleron N3060(1.6GHz/最大2.48GHz)を採用し、2GBメモリ、8GBストレージ、5Wのツイーター、10Wのウーファー、周囲360度の音声操作に対応する8基のマイク、Wi-Fi(IEEE 802.11n)とBluetooth 4.0を搭載する。1.5l(リットル)、0.76kgの円筒形ボディーは4色のカラーバリエーションがあり、ライトグレー、ハーマングラック、オレンジ、ブルーから選べる。
ラインアップは2モデルを用意。下位モデルはAmazon Echoより50ドル安価な129.99ドルから、上位モデルはHarman Kardonスピーカー内蔵で179.99ドルだ。ちなみに、Googleが販売するAmazon Echo対抗のスマートホームデバイス「Google Home」は129ドルで、ほぼ同額となる。
同社は、複数デバイスのデータをワイヤレスで自動同期できるNAS「Lenovo Smart Storage」も同時発表した。価格は139.99ドルからで、2017年5月に発売する予定だ(日本での発売は未定)。
ストレージは3.5インチSerial ATA HDDを採用し、容量は6TBと2TBを用意。Celeron N3060、2GBメモリ、8GB eMMC(NASソフト用)、1000BASE-Tの有線LAN、USB 3.0×2、Wi-Fi(IEEE 802.11ac)を搭載する。本体サイズは115(幅)×115(奥行き)×180(高さ)mm、重量は2TBモデルが約1.63kg、6TBモデルが約1.73kg。
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