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ゴミ捨てがラクに! パナのスティッククリーナー「iT」に紙パック式が登場

» 2017年05月19日 13時13分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 パナソニックは、コードレススティッククリーナー「iT」(イット)の新製品2機種を6月25日に発売する。サイクロン式の「MC-SBU510J」に加え、紙パック式の「MC-PBU510J」をラインアップして選択の幅を広げた。価格はオープン。店頭ではいずれも7万5000円前後(税別)になる見込みだ。

T字型のときは前面だった部分が、I字型にすると底面になる仕組みで、その際のノズル幅は50mm以下。ブラシを付け替える手間を省きながら室内を効率的に掃除できる

 iTは、掃除中に手首をひねる(本体を半回転)だけでノズル部が「T字型」から「I字型」に変わる「くるっとパワーノズル」が特徴。家具と壁などのすき間でも容易に掃除できるという。

ゴミ捨ての回数を減らせる紙パック式

 新開発の紙パック式(MC-PBU510J)は、キャニスター型掃除機などで培った風路設計を用い、効率的に空気を通すことでサイクロン式と同等の吸引力を確保。一方、サイクロン式の約2.5倍にあたる0.5Lの集じん容量を持ち、また紙パックの中でゴミを圧縮することでゴミ捨ての回数を減らせるのが特徴だ。

 「ゴミ捨ての回数は1カ月に1回程度。サイクロン式のようにダストボックスのお手入れが不要で、ゴミ捨て時にゴミが舞い上がることも抑えられる」(同社)。ただし、サイクロン式と異なり、パック内にゴミが溜まっていると吸引力が下がることもある。なお、純正紙パックは既に販売している「AMC-U2」が利用できる。価格は10枚入りで860円(税別)。

 一方のサイクロン式(MC-SBU510J)は、ゴミの1次分離フィルターを従来のメッシュフィルターからパナソニックが特許を持つ斜め穴加工のステンレスガードに変更するなど改良を加えた。これにより、静電気によるゴミの付着を抑えながら効率的にゴミと空気を分離するという。また、サイクロン部(樹脂部分)をストレート形状に変更し、髪の毛などの巻きついた付着ゴミなども取り除きやすくなったとしている。集じん容量は0.5L。

 両モデルともリチウムイオンバッテリーを搭載し、運転時間は「自動」モードで15〜30分、「強」モードで約10分となっている。充電時間は約3時間。約3000回の充放電が可能だ。

サイクロン式の「MC-PBU510J」(写真=左)と紙パック式の「MC-PBU510J」(写真=右)。紙パック式は横幅が2cmほど広くなっている
型番 MC-PBU510J MC-PBU510J
集じん方式 サイクロン式 紙パック式
集じん容積 0.2L 0.5L
サイズ(本体部分のみ) 72(幅)×150(奥行き)×680(高さ)mm 91(幅)×150(奥行き)×680(高さ)mm
重量(スティック使用時) 2.2kg(本体1.6kg) 2.3kg(本体1.7kg)
本体色 シャンパンブラック、ピンクブラック ブロンズブラウン
実売想定価格 7万5000円前後(税別)
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