ダイヤモンドレコード針をはじめとするオーディオビジュアル関連アクセサリーで知られるナガオカが、カナル型イヤフォンを発売する。7月15日(土)、16日(日)に開催される「ポタフェス2017 東京・秋葉原」に出展し、製品の展示や関連商品の物販などを行う。
ナガオカは、レコード針の生産において針の先端にいち早くサファイヤを用いたブランド。現在ではダイヤモンド針のトップメーカーでもあるが、その知見を生かしてイヤフォンを開発した。
同社の「R1」は、共振を排除するため、ルビー材を使用した音響フィルターを内蔵している。高い硬度を誇るルビーに穴あけと切削加工を施し、「パーツその
ものの共振を抑え、ドライバーが持つ優れた特性に影響を及ぼすことなく低域を補う効果を持たせている」という。ハウジングはアルミの削り出しで、内部のルビーが見えるように加工した。
ドライバーユニットには、国内で設計、生産された1磁極型バランスド・アーマチュア・ユニットを用い、4〜9万Hzという広帯域再生を実現。コードも4NのOFC線に銀メッキを施した国内生産品で、「すべてのパーツにおいて、低共振、高精細再生の思想の元、ハイレゾリューションの広帯域再生に応える仕様にした」(同社)という。インピーダンスは31Ω。
ナガオカでは、関連会社のナガオカトレーディングを通じてR1を7月28日に発売する予定だ。シルバーとブラックの2色を用意。どちらも国産の牛革製収納ポーチ、コンプライフォームイヤーピース、耳垢フィルター交換キットなどが付属する。価格はオープンで、店頭では4万6000円(税別)前後になる見込みだ。
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