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“きのこ”の力で奥まで乾燥、シャープがネイチャーテクノロジーを採用したふとん乾燥機――おねしょ臭にも有効

» 2017年09月27日 15時02分 公開
[ITmedia]

 シャープは9月27日、ネイチャーテクノロジーを採用したプラズマクラスターふとん乾燥機「UD-AF1」を発表した。新開発の「きのこアタッチメント」をふとんに差し入れるだけで、乾燥マットを使わずにダブルサイズのふとんまで消臭乾燥が行える。

プラズマクラスターふとん乾燥機「UD-AF1」

 きのこは落ち葉の下から傘を出し、自身の胞子を遠くに飛ばす。その形状を応用した「きのこアタッチメント」は、ふとんの中にすき間を作り、さらに傘のカーブ形状で風の流れを整えるという。ふとんの中でも遠くまで温風を届けることが可能となり、従来のような乾燥マットなしでもダブルサイズのふとんまでしっかり湿気を取り除くとしている。

きのこアタッチメントの仕組みと使い方

 さらにプラズマクラスターと温風がふとんや枕に付着した汗のニオイや加齢臭、カビ臭などを抑える仕組み。さらに今回は「おねしょ臭」の消臭効果についても実証したという。

 外形寸法は243(幅)×243(奥行き)×386(高さ)mm。重量は約4kg。くつ乾燥アタッチメントなどが付属する。

 UD-AF1は10月19日に発売予定で、価格はオープン。店頭では2万2000円前後(税別)になる見込みだ。

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