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手のひら「スーファミ」きょう発売 忘れちゃいけない大事な“アダプター”

» 2017年10月05日 14時45分 公開
[井上翔ITmedia]

 10月5日、任天堂から「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」(ミニスーファミ)が発売されました。7980円(税別)で、往年のスーパーファミコンの21タイトルが遊べてしまう(1990年代前半から考えたら)夢のようなガジェットです。

 先代の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(ミニファミコン)と同様に、熾烈(しれつ)な購入競争が予想されましたが、筆者は何とか予約・購入に成功しました。

筆者のもとに届いたミニスーファミ 筆者のもとに届いたミニスーファミ

付属品をチェック!

 購入後、まず付属品をチェックしてみると……。

  • 本体
  • コントローラー×2
  • ハイスピードHDMIケーブル
  • USBケーブル
  • 取扱説明書・保証書

 何となくですが、大切な“何か”足りないですよね……。

内容物 パッケージの内容物

足りないのは「電源」

 実は、ミニスーファミには電源(ACアダプター)が付属していません。よくよく見ると、パッケージの正面にも注意書きがあります。

注意書き パッケージの正面にも「本品を使用するには、電源供給用のUSB機器が必要です」という注意書きがある

 というわけで、ミニスーファミ(とミニファミコン)を使うには、別途USB電源を用意する必要があります。考えられる電源は、大きく3つです。

純正のACアダプターを使う

 任天堂では、オプションとして「ニンテンドーUSB ACアダプター」と「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 専用ACアダプター」を用意しています。いずれも価格は1000円(税別)で、本体に付属するケーブルと接続して電源を供給します。

純正ACアダプター 純正ACアダプターは1000円で購入可能

市販のUSB電源アダプターを使う

 スマートフォンの充電などに使うUSB対応ACアダプターも利用できます。定格出力が「5V/1A/5W」のものであればOKです。アダプターとケーブルが一体化している場合は、USB端子側が「Micro B」形状のものであれば使えます。

 上記の定格出力に対応していれば、モバイルバッテリーでも電源供給できます。

市販のACアダプターで電源供給する図 市販のUSBタイプのACアダプターで電源供給。ケーブルはミニスーファミ付属のものを使っている
モバイルバッテリーで電源供給 モバイルバッテリーでも電源供給可能

テレビやPCのUSB端子を利用する

 テレビに録画用または外部機器接続用のUSB端子が付いている場合、そこから電源を供給することもできます。もちろん、PCのUSB端子からも電源を受け取れます。ただし、USB端子の仕様によっては正常に電源供給できない場合もあるので注意しましょう。

テレビから給電 テレビにUSB端子があれば、そこから給電できる。ただし、USB端子の仕様によっては正常に給電できない場合もある
PCから給電 PCのUSB端子から電源を受けることもできる

 思えば、オリジナルのスーファミも、ファミコンと共通利用できるという理由でACアダプター(とRFスイッチ)が別売でした。

 「そんな所までマネしなくても……」と思うかもしれませんが、スマホの普及でUSB接続のACアダプターも普及していますし、USB端子のあるテレビも多い現代では、ACアダプターを別売とした方が合理的なのかもしれません。

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