大阪高速鉄道国際文化公園都市線(彩都線)を、阪大病院前駅から北方6.5キロメートルの東センター駅(仮称)へと延伸する計画。8号答申では2007年度に開業する予定だったが、2007年3月に阪大病院前−彩都西間が開業するにとどまっている。
彩都(国際文化公園都市)の発展に合わせて延伸する予定である。具体的な時期は明らかになっていない。2006年に発表された大阪高速鉄道の中長期経営計画においても時期に触れておらず「彩都の開発熟度に合わせて開業できるよう経営基盤を強化する」と記されている。
茨木市のWebサイトによると、彩都は「茨木市北部から箕面市東部にかけての丘陵地に位置し、茨木市の中心市街地から北方へ約5キロメートル、大阪都心部から北方へ約20キロメートル」の地域である。大阪万博記念公園の北東地域と言ったほうが分かりやすいだろう。
彩都の計画面積は約742.6ヘクタール、計画人口5万人となっている。彩都の建設には、土地区画整理事業の施行者である都市再生機構を始め、大阪府、茨木市、箕面市、民間事業者などが関わっている。開発は予定地域の西側から行われており、大阪高速鉄道としては、モノレールの延伸もその進ちょくに足並みを合わせるという立場である。
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