ランニングしておサイフケータイで募金――「RUN for WATER 2011 in 国立競技場」開催

» 2011年05月30日 16時35分 公開
[富永ジュン,ITmedia]
Photo トラックを1周するごとに、おサイフケータイで100円が寄付された

 チャリティイベント「RUN for WATER 2011 in 国立競技場 みんなで走って想いを届けよう」が5月28日に東京・国立競技場で開催された。

 同イベントは「小銭を持たずにおサイフケータイひとつで手軽にランニングし、電子マネーでドリンクを購入する」というランニングスタイルを提案・推進する電子マネー啓発プロジェクト、FeliCa RUNNING PROJECTが開催したもの。アフリカの水と衛生の問題を改善することを目的として立ち上げた、皇居ランナーを対象とした電子マネー・チャリティ・プログラム「RUN for WATER PROGRAM」のメインイベントとなる。

 イベント内容は、チームで参加し、国立競技場のトラック1周ごとに100円をおサイフケータイの電子マネーで寄付するというもの。また、電子マネーで100円寄付すると1口応募できる抽選会「チャリティラッフル」も行われた。

 RUN for WATER PROGRAMでは、皇居周辺のランナーサポート施設において、店内販売のドリンクをEdy、nanaco、Suica、WAON、iD、QUICPayのいずれかで購入すると、ドリンク1本につき10円が施設から日本ユニセフ協会の「マダガスカル水と衛生募金」に寄付される。しかし、3月に発生した東日本大震災を考慮し、今回のイベントで行われたこれらの寄付は、日本ユニセフ協会の「東日本大震災緊急募金」に全額寄付されることとなった。

 イベント参加チーム数は70チーム、参加人数は254人。合計寄付金額は33万6400円。

PhotoPhotoPhoto 「RUN for WATER 2011 in 国立競技場 みんなで走って想いを届けよう」イベントの様子(写真=左、中)。当日はプロランニングコーチの金哲彦さんも応援に駆け付けた(写真=右)

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