ダブル・ワンセグとBDレコーダー連携、10Mカメラ搭載の“フルスペックAQUOSケータイ”――「SH-07A」:PROシリーズ
「ダブル・ワンセグ」と、Blu-rayディスクレコーダーで録画した番組を転送する機能、1000万画素CCDカメラ――。ワンセグとカメラに注力したシャープ製の「SH-07A」は、ドコモの2009年夏モデルの中でも随一のスペックを誇る。
PROシリーズとして登場するシャープ製の「SH-07A」は、サイクロイドスタイルを採用したAQUOSケータイ。逆ヒンジや光TOUCH CRUISERを搭載するなど、外観はSH-01Aを継承しているが、「ワンセグ」と「カメラ」が大きく進化した。
ワンセグは2番組を同時に視聴、録画できる「ダブル・ワンセグ」に対応するほか、各チャンネルの番組映像をサムネイル表示する「高速チャンネルビュー」を利用可能。2Gバイトの内蔵メモリには約10時間の録画ができる。さらに、同梱の「ドルビーモバイル」対応のステレオスピーカー付き卓上ホルダに端末をセットすれば、臨場感あふれる音声でワンセグを楽しめる。
SH-07A本体またはSH-07Aをセットした卓上ホルダと、対応するBlu-rayディスクレコーダーをUSB接続すると、レコーダーに録画した番組をSH-07Aに自動転送できる。転送時に映像は640×360ピクセル、1秒間のフレームレートは30に変換される。ブルーレイディスクレコーダーの対応機種は、シャープ製の「BD-HDW40」「BD-HDW35」「BD-HDW32」(2009年5月19日現在)。このほか、PCと接続した卓上ホルダにケータイを置くと、音楽ファイルやドキュメントファイル、ブックマークなどをPCからケータイに転送する機能も備える。
カメラは“AQUOS SHOT”「SH-06A」と同等の1000万画素CCDに進化。最大ISO1万2800相当の高感度撮影や長時間露光に対応するほか、高輝度LEDフラッシュを搭載し、暗い場所でも鮮明に撮影できる。撮影環境に合わせて最適なモードに自動で切り替える「シーン自動認識機能」も新たに搭載。また、ピントを合わせた被写体を自動追尾する「チェイスフォーカス」や、「笑顔フォーカスシャッター」「振り向きシャッター」も利用できる。
機種名 | SH-07A |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×112×15.8(最厚部約23)ミリ |
重さ | 約143グラム |
連続通話時間 | W-CDMA:約190分、GSM:約160分 |
連続待受時間 | W-CDMA:約460時間、GSM:約220時間 |
アウトカメラ | AF付き有効約1000万画素CCD |
インカメラ | 有効約43万画素CMOS |
外部メモリ | microSDHC(最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチ フルワイドVGA(480×854ピクセル) NewモバイルASV液晶 1677万色7216色 |
サブディスプレイ | 1.0インチ(96×39ピクセル)有機EL 6万5536色 |
主な機能 | ワンセグ、おサイフケータイ、WORLD WING(3G+GSM)、FOMAハイスピード(7.2Mbps)、iコンシェル、iウィジェット、iモードブラウザバージョンアップ、Bluetooth、iアプリタッチ、GPS/海外GPS ほか |
ボディカラー | Red、Silver |
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