レビュー

写真と動画で解説する「HT-03A」(ソフトウェア編)(4/4 ページ)

国内初の“Androidケータイ”「HT-03A」の特徴は、やはりAndroid OSによるオープンプラットフォーム環境と各種Googleサービスとの連携が可能な点だ。またAndroidマーケットから追加したアプリは、マルチタスクによって作業を中断することなく利用できる。

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自由度の高いマルチメディア機能 アプリはAndroidマーケットで追加が基本

 そのほか、音楽プレーヤーや静止画/動画ビューアーといったマルチメディア機能も用意されている。音楽ついてはiPhoneにおけるiTunesのような転送ソフトは用意されておらず、microSDに納められているデータは自動的に認識する。また、カメラで撮影した画像や動画をGoogleのウェブサービスである「Picasa」や「Youtube」に気軽にアップロードできる機能にも対応している。

 Youtubeは専用アプリケーションが用意されており、横画面による全画面表示やH.264形式による高画質な再生に対応している。

左からミュージックプレイヤー画面、ギャラリー(画像および動画ビューアー)画面、ギャラリー設定画面、Youtubeアプリケーション画面。ミュージックプレイヤーは、AAC LC/LTP、HE-AACv1、HE-AACv2、MP3、MIDI、Ogg Vorbis、PCMに対応しており、ムービーは、H.263、H.264、MPEG-4 SPに対応している
Youtubeアプリケーションにおける再生画面や各種再生画面。高画質再生を行うことで、H.264形式による再生が行え、無線LAN経由で利用するとさらにH.264形式でも高ビットレートで再生されるという。また、撮影した画像をPicasaへ、動画をYoutubeに手軽にアップロード(共有)する機能もある

 アプリケーションの追加は、Androidマーケットから直接本体にダウンロードして行うことになる。また、マーケットに登録されていないアプリケーションもインストールできるようになっているようだが、もちろん、その際の動作保証は自己責任となる。有料アプリケーションへの対応など、Androidマーケットの詳細についてはまだ発売までにGoogleなどと調整中だとのことだ。

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iPhoneにおける「App Store」にあたるのが「Androidマーケット」。左からトップ画面、アプリケーションのジャンル一覧画面、すべてのアプリケーション一覧画面。また、開発者は「Androidマーケット」以外において独自にmicroSDカードなどから提供元不明のアプリにチェックをしておけばインストールできる

発表会場では、追加アプリケーションのサンプルとして「ボンバーマン」がインストールしてあった。実際には、プリインストールはされていないという
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