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写真で解説する「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」:Xiの実効速度はどれくらい?(3/3 ページ)
ドコモのAndroid 3.2搭載タブレット「GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」は、最薄部8.6ミリのボディに10.1インチディスプレイを備えたモデル。シンプルな外観と独自UIを盛り込んだソフトウェア、そして気になるXiの通信速度を調べた。
Xi対応タブレットということで気になるのが通信速度。Xiは下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部の屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)の通信が理論上は可能だが、実際はどの程度の速度が出るのだろうか。展示機で「SPEEDTEST.NET」アプリを使って測定してみた。展示会場(ザ・プリンスパークタワー東京 B2F ボールルーム)は下り最大75Mbpsのエリア内だ。5回測ったところ、下りが11.08/11.47/7.44/7.26/10.32Mbps、上りが5.48/5.36/4.05/5.89/5.88Mbpsだった。さすがに数10Mbpsとまではいかなかったが、3G(HSDPA)よりは下りと上りともに確実に速くなっていることが分かる。
なお、SC-01DではXi対応エリアにいるときはLTE通信に、Xi非対応エリアでは3Gエリアに自動で切り替わる。LTE通信をしているときには、画面右下に「LTE」の文字が現れる。
テザリングもサポートしており、Xi専用データプランの上限(キャンペーン時の「Xiデータプラン フラット にねん」なら月額4410円)で利用できる。ドコモのスマートフォンのように追加料金は発生しない。
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