レビュー

第1回 どれくらいスリム? バッテリーは持つ?――「MOTOROLA RAZR IS12M」「MOTOROLA RAZR IS12M」の“ここ”が知りたい(2/2 ページ)

モトローラ・モビリティ製の「MOTOROLA RAZR IS12M」は、最薄部7.1ミリのボディにデュアルコアCPUを搭載するなど、スリム&パワフルが持ち味のスマートフォン。実際のところどれくらい薄いのか、またバッテリーの持ちはどうなのか調べた。

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スマートアクションで何ができる?

 MOTOROLA RAZRには、その時々の状況に応じて、端末の設定を自動的に変更できる独自機能の「スマートアクション」が搭載されている。バッテリーが減った際に省電力モードへ自動的に移行する機能は珍しくないが、スマートアクションは省電力設定に限らず、設定できる項目が多岐にわたっているのが特徴だ。さらに、ある程度使っているとユーザーの使い方に応じて新たな“ルール”を提案するという、まさにスマートな機能が備わっている。

これが「スマートアクション」の起動画面(写真=左端)。ルールはサンプルを使うか、自分でゼロから作るかのどちらかを選ぶ(写真=左中)。さまざまなシーンごとのサンプル(写真=右中)。ある程度使っていると、ユーザーにあったお勧めのルールを提案してくれる(写真=右端)

 スマートアクションのルールは、場所や時間などのトリガーと、端末の設定や動作を指定するアクションからなっている。ルールはゼロから自分で作ることもできるが、すでにあるサンプルをそのまま使うか、その一部を自分に合わせて使うの方が簡単だ。サンプルはさまざまなシーンごとに用意されているので、一般的な使い方ならだいたい間に合うだろう。

 今回は、朝の通勤時間帯に乗車駅に着いたら、着信音をマナーモードにして、その間にあった不在着信に自動的に「移動中のため出られません」というメッセージを返すというルールを作成した。降車駅で再び着信音をオンにする設定しておけば、電車乗車時のマナーモード設定が自動化できる。

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「トリガー」は、アクションを起こすきっかけ(写真=左)。何時になったらという「時間枠」や(写真=中央)、GPSである場所に行ったらという「場所」を指定できる(写真=右)
電池残量やドック接続時、ヘッドフォンをつないだとき、不在着信があったときなど、様々なきっかけを設定できる(写真=左)。アクションは、きっかけを受けて行う処理。何かの設定をオン、オフするといった以外にも、アプリを起動する、サイトを起動する、壁紙を変えるなど、多彩な設定ができる(写真=中央)。作成したルールの確認画面(写真=右)
作成したルールや、提案をもとに追加したルールは、マイルールに登録される(写真=左)。ここでアイコンをタップすればルールのオン、オフができるしくみ。メニューから「全て無効にする」で一斉にオフにすることもできる(写真=中央)。スマートフォンを起動中にアクションが実効されたときには、ステータスバーに表示される(写真=右)
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