写真と動画で解説する「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」(3/3 ページ)
従来よりも液晶の消費電力を抑えられることを特長とする「IGZO液晶」を搭載した「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」。発表会場ではSH-10DやSH-09Dと消費電力を比較するデモも実施していた。ハードウェアスペックや使い勝手も、夏モデルからさらに向上している。
進化したFeel UX、音声操作や手書きメモ機能も新搭載
UI(ユーザーインタフェース)はdocomo Palette UIに加え、シャープが夏モデルから提供している「Feel UX」を継承。おなじみの「ウェルカムシート」と「3ラインホーム」は、ソフトバンク向け「PANTONE 6 200SH」などと同様に、使い勝手が改善されている。ウェルカムシートのショートカットは他のアプリに変更できるようになった。3ラインホームでは、「アプリ」「ウィジェット」「ショートカット」の並びを変更、好きな写真を壁紙に設定、ナビゲーションバーのショートカット(3つ)の変更などが可能になった。ステータスバーは1行表示と3行表示に切り替え可能になり、並び替えにも対応する。これも200SHでおなじみだが、端末を2回振ると「クイックツールボックス」が現れ、ショートカットとして活用できる。
直感操作をさらに進化させ、SH-02Eでは音声操作を充実させた。スリープ時に本体裏側をトントンと2回たたくと音声ランチャーが起動し、あらかじめ登録した言葉を話すと、ロックが解除される。また、特定のアプリを音声で起動したり、着信時に(あらかじめ登録した)音声で応答したりもできる。冬場などで手袋をしているときなどに役立ちそうだ。
モーションセンサーを活用した「Bright Keep」も新たに採用。端末を持っている間は、操作をしていなくてもディスプレイが消灯しない。バックライトの点灯時間を短めにしていても、意図しないタイミングで消灯することがなくなり、ストレスなく利用できそうだ。
最近はGALAXY NoteやOptimus Vuなど、ペン操作を特長にしたスマホが増えつつあるが、タッチパネルの感度が向上したSH-02Eでも、手書き操作を取り入れている。試供品として同梱される小型のタッチペンを使い、オリジナルの手書きアプリを使ってメモを残せる(指でも手書きはできる)。単純な手書きメモはもちろん、写真や画像の上にメモを書いたり、画像を切り取ってメモを残したり、メモをメールに添付したりもできる。カレンダーに直接メモを書いたりもできるので、簡易的なスケジューラーとしても使える。このタッチペンはイヤフォンジャックに差し込めるので携帯しやすい(短いのでちょっと書きにくそうだが)。
関連キーワード
docomo Palette UI | ショートカット | ユーザーインタフェース | 手書き | ペン | プリインストール | PANTONE 6 200SH | ブラウザ | AQUOS PHONE ZETA SH-02E | 壁紙 | Android | Feel UX | スケジュール管理 | タッチペン | ウィジェット | Android 4.0 | カレンダー | イヤフォン | Galaxy Note | 手袋 | インタフェース | 直感的 | Optimus Vu L-06D | モーションセンサー | Optimus Vu | GALAXY Note SC-05D | シャープ | タッチパネル | Xi(クロッシィ)
関連記事
NEXTシリーズ:スマホ初のIGZO液晶搭載、ハイパフォーマンスと省エネを両立――「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」
業界でも大きな注目を集めている、シャープの新世代ディスプレイ「IGZO」を搭載したスマートフォンがついに登場。透過率が向上し、静止画表示の電力を大きく抑えられる。クアッドコアCPUや2GバイトRAM、2320mAhバッテリーなどハード性能も向上している。有機ELにも応用可能:「モバイルディスプレイの根本を変革する」――シャープがIGZO新技術を発表
高精細化や低消費電力を特長とする「IGZO」液晶を開発しているシャープが、このIGZOをさらに発展させた新技術を発表。さらなる高精細化が可能になるほか、有機ELやノンディスプレイ分野への応用も可能になる。CEATEC JAPAN 2012:498ppi、IGZO液晶搭載の超高精細スマホ・タブレットはマダデスカ?
シャープが、IGZO液晶を搭載したスマートデバイスのプロトタイプを公開。6.1型でなんと2560×1600ドットのIGZOデモ展示も。ドコモ、4.7インチHD液晶搭載のXiスマホ「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」を6月29日に発売
ドコモが、シャープ製のハイエンドなXiスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」を、6月29日から販売する。写真で解説する「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」
「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」は、ドコモのLTEサービス「Xi」に対応し、省電力に優れた新開発の「Super CG Silicon液晶」を採用した防水・防塵モデル。モバキャスを除くすべての機能やサービスに対応したといっても過言ではない多機能モデルだ。ふぉーんなハナシ:ドコモの「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」が生産終了に?――真相を確認した
6月29日に発売されたばかりのドコモのシャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」が早くも生産終了? と話題を集めている。なぜここまで早いタイミングなのか。そもそも本当に生産終了となったのか。ドコモに確認した。最新スマートフォン徹底比較(2012年夏モデル編):第3回 ディスプレイのスペックは何が違う?――Android 27機種を比較
ドコモ、au、ソフトバンク、イー・モバイル、ウィルコムの夏スマホを比較するコーナー。第3回では「ディスプレイ」に焦点を当て、各機種のスペックなどを調べた。NEXTシリーズ:Xiやおくだけ充電に対応した大画面スマホ――「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」
約4.7インチの大画面HD液晶を搭載したAQUOS PHONEのフラッグシップモデルが「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」だ。Xiやおくだけ充電など、最新のスペックを盛り込んだ高機能なモデルに仕上がっている。NEXTシリーズ:ポリゴンシェルデザインのボディに多彩な機能を装備――「AQUOS PHONE sv SH-10D」
Xiや1.5GHz動作のデュアルコアCPU、NOTTVなど先進の機能を詰め込んだシャープの「AQUOS PHONE sv SH-10D」は、映像やさまざまなコンテンツを楽しむための多彩な機能が特徴だ。「最高の瞬間を最高の画質で」――シャープ、光学式手ブレ補正搭載CMOSカメラモジュールを発売
シャープが発表したスマートフォン向けのカメラモジュールは、「素人でも最高の瞬間を最高の画質で撮れる」ことを狙って開発された。光学式手ブレ補正機能を搭載しながら、業界最薄サイズを実現したのが特長だ。SoftBank 4G対応:PANTONEがハイスペックな25色に――“国民的スマホ”「PANTONE 6 200SH」が登場
これまで多くの支持を集めてきたPANTONEシリーズの第6弾は、スマホでは最多となる25色のカラーバリエーションをラインアップ。SoftBank 4Gに対応するほか、デュアルコアCPUや4.5インチHD液晶を搭載するなど、スペックを求めるユーザーも満足できるよう注力した。写真で解説する「PANTONE 6 200SH」
25色ものカラーバリエーションをそろえたシャープ製の「PANTONE 6 200SH」。カラーやデザインはもちろん、4.5インチHD液晶やデュアルコアCPUを搭載し、SoftBank 4Gに対応するなど、ハイエンド機と比べても引けを取らないスペックを持つ。SoftBank 4G対応:4.9インチHD液晶+クアッドコアCPU搭載の4Gスマホ――「AQUOS PHONE Xx 203SH」
シャープのソフトバンク向けフラッグシップモデルがさらに進化して登場。「AQUOS PHONE Xx 203SH」は、Android 4.1、SoftBank 4G、4.9インチのS-CGSilicon液晶システム、クアッドコアCPU、2GバイトRAMなど最先端の機能やサービスが凝縮されている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.