ASUS、Google Tango+Daydream対応の「ZenFone AR」を第2四半期に発売へ:CES 2017
ASUSの「ZenFone AR」は、GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」とARプラットフォーム「Google Tango」の両方をサポートする初のスマートフォン。Snapdragon 821搭載でメモリ8GBのモデルもある。4~6月に発売の見込みだ。
台湾ASUSTeK Computer(ASUS)は1月4日(現地時間)、米国のラスベガスで開催の「CES 2017」で、VR/AR対応スマートフォン「ZenFone AR」を発表した。発売時期は第2四半期(4~6月)で、価格はまだ公表されていない。
米GoogleのAR技術「Google Tango」と、VR技術「Daydream」をサポートする。Tangoサポート端末は中国Lenovoの「Phab 2 Pro」に続く2台目。Daydreamと両方サポートする端末は初めてだ。
ただし、ARとVRを融合できるわけではなく、「Daydream View」にセットして使う際はAR機能は使えない。
プロセッサはQualcommの「Snapdragon 821」(CPU部は2.35GHz×4コア)で、Google Tangoの利用に最適化された特別エディション。メインメモリは6GB/8GB、ストレージは32/64/128/256GBから選べる。外部ストレージはmicroSD(2TBまで)に対応する。画面は5.7型のワイドQHD(1440×2560ピクセル)のSuper Amoledを採用している。バッテリー容量は3300mAh(ユーザーによる交換は不可)だ。
本体背面には、写真撮影用の2300万画素カメラ(Sony IMX318)の他に深度カメラとモーショントラッキングカメラを搭載している。インカメラは800万画素。
指紋認証用のセンサーは、前面のホームボタンに内蔵されている。充電ポートはUSB Type-Cで、3.5ミリのヘッドフォンジャックも備える。
機種名 | ZenFone AR(ZS571KL) |
---|---|
メーカー | ASUSTeK Computer |
OS | Android 7.0 Nougat |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 821/2.35GHz 4コア |
メインメモリ | 6/8GB |
内蔵ストレージ | 32/64/128/256GB |
外部メモリ | microSDあり(2TBまで) |
ディスプレイ | 5.7型 WQHD Super Amoled |
解像度 | 1440×2560ピクセル |
バッテリー容量 | 3300mAh(ユーザー交換不可) |
アウトカメラ | 有効約2300万画素 |
インカメラ | 有効約800万画素 |
ボディーカラー | チャコールブラック(レザー風仕上げ) |
サイズ | 約77.7(幅)×158.67(高さ)×8.95(奥行き)mm |
重量 | 約170g |
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