豆知識:

「圧縮効果」は望遠レンズによるものじゃない その発動条件とは?(2/4 ページ)

 100mm相当で撮った元の写真とクロップ後のを並べてみるとこうなる。元の写真はそれほど圧縮効果を感じないが、中央部をクロップするとすごく圧縮効果を感じる。

上が元の写真。そこから600mm相当分のエリアをクロップすると下の写真になる。望遠の圧縮効果が現れた

 つまり「使ったレンズがどのくらい望遠か」じゃなくて、「遠くにあって遠近感がバグるような構図」でいい感じに切り取ると圧縮効果が現れるのだ。

 ただし……中央部をかなり大胆に切り取ってるので画像サイズは小さくなる。当たり前だけど。

 この例だと、600mm相当で撮影した画像は5472×3648ピクセルだが、100mm相当で撮影して中央部をクロップしたものは1005×670ピクセルしかない。約67万画素だ。さすがに小さいよね。

 ちなみに「デジタルズーム」と呼ばれる機能は、こうしてクロップして小さく切り取られた画像を、「光学ズームだったらこの画像サイズになる」ってサイズにデジタル処理で拡大してる。

 この場合、元のカメラが約2000万画素なので、約67万画素の絵を拡大するわけだ。

 試しに、Photoshopの機能を使って(AIは使わず、従来通りの手法)拡大してみたのがこちら。

 分かりやすいよう、リアル光学ズームの画像と等倍表示で並べてみた。

1005×670を無理やり5472×3648に拡大。デジタルズーム的なものである。6倍に拡大だ
リアル光学ズームとデジタルズームを等倍表示で見比べてみると、デジタルズームは意外に頑張ってる?

 とりあえず、ここでのポイントは2つ。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

荻窪圭のデジカメレビュープラス

デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR