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先週はお盆休みを取り、里帰りなどで久々に親戚に会った読者も多いのではないだろうか。記者も、米国に住む叔母、叔父、いとこの3人が夏休みで来日していたため、東京を案内した。
生まれてからずっと米国に住む13歳のいとこに日本の10代の文化を見せてやろうと、原宿に行って竹下通りを歩いた。竹下通りを抜けた先には、au携帯のショールーム「KDDIデザイニングスタジオ」がある。
米国の携帯電話の機能は日本ほど発達していないはずだから、auの最新携帯にきっと驚くだろう――そう思った記者はKDDIデザイニングスタジオに入り、音楽好きな彼にauの音楽携帯を使わせてみたが反応はいまいち。「iPhoneじゃダメなの?」と言われてはっとした。米国にもiPhoneやウォークマン携帯があり、音楽機能は珍しくないことを記者は忘れていた……。
ただ彼も、携帯電話は持っていない。米国では端末価格が高い上、着信した側にも通話料がかかるなど通信料金もかさむため「とてもじゃないが持たせられない」と叔母は話す。叔父もプリペイド携帯を利用し、通話し過ぎないよう注意しているそうだ。
米国で携帯電話といえばスマートフォン「BlackBerry」が人気だが、ヘビーユーザーは20〜30代のビジネスパーソンだという。ヘッドセットを装着し、フリーハンドで通話するため、いとこによると「周囲に誰もいないのにぶつぶつ言っていて笑える。サイボーグって呼ばれてる」。BlackBerryで常に通信していないと不安になる“BlackBerry中毒”のような人もおり、「Crackberry」とやゆされているそうだ。
「PCとWi-FiとSkypeがあれば、携帯はいらない」――いとこにとって、携帯やBlackBerryよりも重要なツールがPCだ。KDDIデザイニングスタジオの上階にはPCを無料で利用できるカフェがあるのだが、カフェに入るなり彼はPCに駆け寄り、MySpaceのチェックを始めた。
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