米Appleは2月24日、Webブラウザの最新版「Safari 4」のパブリックβ版の提供を開始した。Mac OS X TigerおよびLeopard、Windows XP SP2およびVistaに対応。サイトから無料でダウンロードできる。ただし、英語版のみ。
Safari 4は、新しいJavaScriptエンジン「Nitro」の採用により、現行のSafari 3と比べ、JavaScriptの実行速度を4.2倍高速化したという。SunSpider JavaScript Performanceテストによれば、Internet Explorer 7(IE 7)との比較では最大30倍、対Firefox 3では約3倍の高速化を実現しているという。
VeriTestのiBenchバージョン5.0を初期設定のまま実行したHTMLベンチマークテストでも、HTMLページの読み込み速度がIE 7の3倍以上、Firefox 3の約3倍を達成しているという。またWebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテストAcid3で満点を獲得した。
Safari 4では、幾つかの新機能が搭載された。
頻繁に訪問するページをプレビューで表示し、1クリックで好きなサイトにジャンプできる「Top Sites」、最近閲覧したページのタイトル、Webアドレス、テキスト全体を検索可能な「Full History Search」、訪問したWebサイトの履歴やブックマークをめくるようにして簡単に閲覧できる「Cover Flow」、ダブを使って閲覧をより簡単にする「Tabs on Top」など。
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