米Microsoftは5月7日、写真から3Dモデルを作成する「Photosynth」技術を、オンライン地図サービス「Virtual Earth」に統合したと発表した。商業利用も可能になった。
Photosynthはデジタル写真をつなぎ合わせて3Dモデルを作成する。この技術をVirtual Earthに統合することで、例えば、不動産業者がVirtual Earth上で物件の3Dモデルを見せるといったことができるようになる。
今回、3Dモデルの表示にSilverlightを使うようになったため、Windows以外のプラットフォームでも利用できるようになった。また、商業利用向けアップデートとして、3Dモデルを公開するかどうかを設定したり、重要な画像をハイライト表示できる新機能を加え、ナビゲーションも改良している。
既に米航空宇宙局(NASA)や旅行ガイドVisitBrightonがPhotosynthとVirtual Earthを活用している。
MicrosoftはPhotosynthの商用ライセンスを販売するが、個人向けの無償提供も続けるとしている。
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