米DRAMメーカーRambusは5月14日、米公正取引委員会(FTC)が同社に対する独禁法訴訟を取り下げたことを明らかにした。これにより7年にわたる両者の紛争が終結した。
Rambusは「この問題を終結させることができ喜んでいる」とコメントしている。
FTCは2002年にRambusがDRAM標準化プロセスにおいて故意に自社の特許情報を隠したとして提訴した。FTCはRambusに是正命令を下したが、後にこの命令は米連邦控訴裁から却下された。FTCは不服として再審理を請求したが、米最高裁はそれも退けた。これを受けて、FTCは訴訟を取り下げた。
、FTCは「この件に関するさらなる訴訟は公共の利益にならない」とし、今後この問題に関して訴訟を起こすことはないとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR