ミニブログ「Twitter」は、バラク・オバマ米大統領などが活用していることで知られているが、日本の国会議員も使い始めている。政治の動向についてコメントしたり、国会などでの議論の様子を投稿しており、議員の活動にリアルタイムで触れられる。
日本の国会議員では、衆議院議員の逢坂誠二さん(民主党)と橋本岳さん(自由民主党)がそれぞれTwitterアカウントを持ち、精力的に更新している。
逢坂さんは、17日に行われた党首討論の様子を、議員会館のテレビで見ながらリアルタイムで投稿。「与党の財源議論は、完全に迷宮入りしている」など時折意見を織り交ぜながら更新するスタイルで注目を集めた。
橋本さんは、自民党総裁選の前倒し署名の紙が送られてきたことを打ち明けたり、「農水省なう」など居場所をつぶやいたり、政策についての意見を述べたりしている。
18日に衆議院本会議で採決がある臓器移植法案についても、それぞれが意見を投稿するなど、国会議員の日常や考えに、リアルタイムに接することができる。
衆議院議員選挙を前に逢坂さんは、選挙期間中のTwitter利用について総務省に問い合わせ、結果をTwitterやブログに掲載。「選挙に関連する書き込みはできない」という答えだったという。
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