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NEC、複数方式対応の小型電子マネー端末 吉野家が先行導入

» 2009年06月25日 07時00分 公開
[ITmedia]
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 NECは6月24日、複数の方式の電子マネー決済に対応した省スペース型リーダーライター端末を発売した。吉野家が牛丼店に導入する「WAON」用決済端末として先行導入を決めており、2010年度に東日本エリア700店舗に展開する予定。

 新端末「MS-RW」はPOS外付け型端末を小型化した製品。サイズは88(幅)×128(奥行き)×173(高さ)ミリと国内最小クラスで、従来機と比べ設置スペースを半減。電子マネー選択ボタンを備えており、支払いの際に利用する電子マネーを客が簡単に端末から選べるようにした。

 設置者はシステムセンターから電子決済アプリケーションをダウンロードすることで、対応電子マネーを自由に追加できる。最大8種類のプリペイド/ポストペイドサービスを同時搭載可能だ。

 新製品を含めた店舗設置タイプの端末を、12年度までに5万台販売するのが目標。

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