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東芝、中部電力のメガソーラープラント受注

» 2009年08月20日 07時00分 公開
[ITmedia]

 東芝は8月19日、中部電力が愛知県内に建設するメガソーラー発電プラントを一括受注したと発表した。同社が事業用メガソーラープラントを受注するのは初めて。

 中部電力は武豊火力発電所(同県武豊町)の敷地内に、7.5Mワットの発電プラント「メガソーラーたけとよ」を2011年秋の運転開始を目指して建設する予定。東芝は同施設の基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入、プラント建設を含むプロジェクト全体を一括受注した。

 同社は今年1月、太陽光発電システムの専門部署を新設した。今回の受注を機に、世界規模でメガソーラープラントの受注拡大を図っていく。

 メガソーラーはメガワット(MW)級の大規模太陽光発電。政府は地球温暖化対策として、太陽光発電容量を2030年度に現在の約40倍、5321万キロワットに拡大する目標を掲げている。

 関西電力が堺市、シャープと共同で同市に設置する計画を明らかにしているほか、東京電力が川崎市と山梨県に建設する計画を進めている。

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