BCNの調査によると、Netbookのメーカー別販売台数シェアで、国内メーカーとして初めて東芝が首位に立った。
9月28〜10月4日の販売台数シェアは、東芝が前週比1.6ポイント増の16.7%、台湾ASUSTek Computerが同0.4ポイント増の15.9%、日本エイサーが同3.3ポイント減の13.7%だった。
東芝が4月に発売したNetbook「PAUX23JNL」の売れ行きが好調な一方、ASUSやエイサーの売り上げが鈍化。「日本メーカーはNetbook市場に遅れて参入したが、徐々に上位に食い込み始め、日本エイサーやASUSのシェアを圧迫している」という。
Netbookの機種別販売台数シェアは、東芝の「PAUX23JNL」がトップ(12.6%)で、ソニーの「VPCW119XJ」(6.7%)、富士通の「FMVLMD15」(6.4%)と、国内メーカーの製品がトップ3を占めた。
順位 | メーカー名 | 機種名 | 台数シェア |
---|---|---|---|
1 | 東芝 | PAUX23JNL | 12.6 |
2 | ソニー | VPCW119XJ | 6.7 |
3 | 富士通 | FMVLMD15 | 6.4 |
4 | NEC | BL300/TA6 | 5.8 |
5 | 日本エイサー | AOD250-B_83 | 5.0 |
6 | シャープ | PC-Z1 | 4.5 |
7 | ASUS | EPC1000HE-X | 3.9 |
8 | 日本エイサー | AOD250-B_83F | 3.6 |
9 | 東芝 | PAUX24JNS | 3.3 |
10 | 工人舎 | PM1_X16SA | 3.2 |
ノートPC全体のうちNetbookの販売台数・金額構成比率は、台数シェアで27.1%、金額シェアで13.9%。台数、金額構成比ともに最もシェアが大きかった今年6月に比べ、販売台数で5.6ポイント、金額で2.9ポイント減少している。
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