米Microsoftは11月23日、携帯電話向けの新しい広告商品「Microsoft Mobile Marketplaces」を発表した。同月初旬から一部の広告主と実施したテストの初期結果では、クリックスルー率が平均的なモバイルキャンペーンの5倍に相当する20%以上になったという。
Marketplacesはディスプレイ広告と検索広告を連係させた仕組みで、ユーザーがMobile MSN、Hotmail、Messenger、CNBC、FOX SportsなどのMicrosoft関連サイトに表示されるテーマ別ディスプレイ広告をクリックすると、Bingの検索結果の形でテーマに関連した広告主のサイトへのリンク一覧にリダイレクトされる。バナー広告のテーマは例えば「歳末バーゲンのラストチャンス」「人気の着信音」といったものになる。表示されるリンク一覧は、広告主がMarketplaceで設定したキーワードに基づいて編集される。
同Marketplaceを利用するには、広告主はBing for Mobileの広告キャンペーンを設定する際に、キーワードを1つ指定するだけ。Microsoft Mobile Marketplacesは向こう数カ月のうちに立ち上げる計画だ。
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