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Microsoft、「Windows Azure」を研究者に無償提供

» 2010年02月05日 14時58分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftと米国立科学財団(NSF)は2月4日、NSFが選抜する個人およびグループの研究者に、クラウドコンピューティングサービス「Windows Azure」への無償アクセスを提供すると発表した。

 MicrosoftはNSFが選んだ研究プロジェクトに、3年間のWindows Azureの利用とサポートを無償で提供する。Microsoftの研究者らは対象となる研究者と共同で、広範な学術コミュニティーで共有できるツール、アプリケーション、データを構築する。

 NSFは米国の科学技術を振興する目的で1950年に設立された連邦機関。今回のMicrosoftとの合意は、同機関の官学産連携による研究開発への取り組みの一環だ。NSFはこれまでに、GoogleとIBM、HP/Intel/Yahoo!などとも協力し、研究者に無償のクラウドコンピューティング環境を提供している。

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