米Microsoftと米国立科学財団(NSF)は2月4日、NSFが選抜する個人およびグループの研究者に、クラウドコンピューティングサービス「Windows Azure」への無償アクセスを提供すると発表した。
MicrosoftはNSFが選んだ研究プロジェクトに、3年間のWindows Azureの利用とサポートを無償で提供する。Microsoftの研究者らは対象となる研究者と共同で、広範な学術コミュニティーで共有できるツール、アプリケーション、データを構築する。
NSFは米国の科学技術を振興する目的で1950年に設立された連邦機関。今回のMicrosoftとの合意は、同機関の官学産連携による研究開発への取り組みの一環だ。NSFはこれまでに、GoogleとIBM、HP/Intel/Yahoo!などとも協力し、研究者に無償のクラウドコンピューティング環境を提供している。
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