関東・関西圏の民放ラジオ局が参加する「IPサイマルラジオ協議会」(会長:宮原秀夫 情報通信研究機構理事長、事務局:電通)は2月24日、AM・FMラジオを、放送と同時にCM含めて丸ごとPC向けに配信する「IPサイマルラジオ」の試験サービスを3月15日から行うと発表した。
専用サイト「radiko.jp」で、関東・関西のAM・FM局計13局の放送を、聴取エリア内のPC向けに配信する。無料で利用でき、ユーザー登録も不要だ。
配信するのは、関東地域(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)向けがTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオNIKKEI、InterFM、TOKYO FM、J-WAVE。関西地域(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)が朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKA。
実験は8月31日までで、その後実用化を目指す。協議会は、「都市部を中心に、ラジオの聴取環境は著しく悪化している。聴取環境を整え、ネットとの連携により、新しいラジオの楽しみ方を提案する」としている。
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