YouTubeは3月4日、動画に自動的に字幕を付ける機能を全ユーザーに拡大すると明らかにした。
この機能はGoogleの音声認識技術を利用して、動画に自動的に字幕をつけるというもの。昨年11月に一部のパートナー向けに導入された。視聴者は、動画の右下のボタンをクリックして「Transcribe Audio」を選択すると字幕を表示できる。
YouTubeは、この機能を全ユーザーに拡大するが、それには「ある程度の時間がかかる」としている。自分の動画に早く自動字幕を付けたい投稿者は、「request processing」ボタンをクリックして早期対応をリクエストできる。また、雑音が入っていたり、音が小さいなど、音声がはっきりと聞こえないような場合は自動字幕は付けられないという。
現時点では、自動的に字幕を付けられるのは英語の動画にのみだが、視聴者は自動翻訳機能を使って字幕を50言語に翻訳できる。YouTubeは今後数カ月かけて、ほかの言語の動画にも対応する計画だ。
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