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ソニーのPSP go、もくろみ外れ苦戦せかにゅ

» 2010年03月19日 17時20分 公開
[ITmedia]

苦戦するPSP go、販売予想を下方修正

 ソニーの「PSP go」が2009年11月の発売以来、苦戦している。同社はこの製品が2009年度中に約100万台売れ、デジタルダウンロード推進戦略の先兵になると期待していたが、その目算は外れている。2010年に入ってからのPSP goの販売台数は合計2万3000台だが、PSPの販売台数は週平均で7万台だ。3月の第1週は、PSPが約6万台売れたのに対し、PSP goは1275台となっている(メディアクリエイト調べ)。ソニーはPSP goの売り上げが予想を下回っていることを認め、販売予測を1500万台から1000万台に下方修正している。同社はその理由として携帯ゲーム機市場の競争激化を挙げ、「ソフトやネットワークコンテンツの拡充がカギ」としている。アナリストはUMDゲームを移せないことや価格の高さも問題だとし、値下げが必要としているが、ソニーは今のところ特に値下げの意向を明らかにしていない。

Sony Struggles With Poor Sales of the PSP Go(PCworld)

Xbox 360、USBメモリへのセーブに対応?

 Xbox 360で近く、USBメモリにゲームデータをセーブしたり、USBメモリからデータをロードすることができるようになるという。容量1Gバイト以上のUSBメモリが必要で、データは16Gバイトまで保存できる(メモリ容量にかかわらず、Xbox 360は16Gバイトまでの保存にしか対応しない)。現在Xbox 360では外付けストレージとしてメモリーユニット(最大512Mバイト)とMicrosoft純正HDD(最大250Gバイト)を利用できる。Xbox 360の新しいスリムモデルが登場するとのうわさも流れており、USBメモリ対応によって新モデルではメモリーユニットスロットがなくなるのではないかという憶測もある。

Xbox 360 gaining USB storage support in 2010 update(Joystiq)

ソーシャルゲームは「簡単にもうかるものではない」と開発者

 ソーシャルゲーム人気の高まりが注目を集めているが、世間で思われているほど簡単にはもうからないと、開発者らは語っている。ソーシャルゲームはすべての面で練り込みが必要で、アイデアがあっても、新技術を盛り込みながらユーザー基盤の拡大に付いていくのは難しいという。また、従来型のゲームメーカーがソーシャルゲームに参入するときに犯す最大のミスは、「これまで作ってきたような楽しいゲームを作って、後でソーシャルな要素を盛り込めばいい」と考えることだと開発者は指摘する。最初からソーシャル要素とゲーム要素を考える必要があり、ゲームをリリースしてからユーザーデータに基づいて迅速に修正する「短期的、戦術的」なアプローチが有効という。

Social game makers: Our job is harder than you think(VenutreBeat)

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