6月2日の鳩山由紀夫首相の退陣表明で国会審議がストップし、重要法案の成立が不透明になっている。インターネットを使った選挙運動の解禁を盛り込んだ公職選挙法改正案の成立も、極めて厳しい状況だ。
ネット選挙解禁を推進してきた民主党の藤末健三参院議員は、6月2日夜の「ニコニコ生放送」特番に出演し、今国会での公職選挙法改正について、「国会が延長されないのでもう無理です。次の参院選挙は、多分(ネットは)使えません。期待していたネットユーザーのみなさんに申し訳ない」と話した。
公職選挙法改正案は、今夏の参院選から候補者と政党に限り、Webサイトとブログの更新を認めるという内容。会期ぎりぎりの成立を目指していた。
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