米Googleは9月7日(現地時間)、テキスト入力のサジェスト機能「Google Scribe」をGoogle Labsで公開した。ユーザーの過去の入力履歴を参考に、入力候補を表示するという。
Google検索には、検索したい単語を入力すると検索キーワードの候補を表示する「Google Suggest」機能がある。Google Scribeはそのテキスト入力版のような機能で、画面上に文字を入力していくと、Scribe(書記官の意)がその先を予測して候補を表示する。
Googleアカウントでログインしている場合としていない場合とで候補が異なるので、実際にユーザーデータを参照しているようだ。ログインしていない場合は、Google Suggestと同様に頻度の高い言葉を候補として表示していると思われる。
現在は英語版のみだが、今後対応言語が増えるもようだ。候補を常に表示させるか、オンデマンドにするかを設定でき、候補の表示をアルファベット順や頻度順にソートすることも可能。
また、「Google Scribe Bookmarklet」をWebブラウザのツールバーに追加することで、この機能をさまざまなWebサービスで利用することもできる。Gmail、Twitter、Facebookに対応していることが確認できた。対応する場合は、テキスト入力フィールドの右上に小さな青い鉛筆のアイコンが表示される。
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