米AppleのiPhoneにかけられたパスコードロックを迂回して、一部機能にアクセスできてしまうバグが報告された。
Apple製品向けのセキュリティソフトを手掛けるIntegoが10月26日のブログで伝えたところでは、このバグはMac情報サイトにユーザーが投稿した情報で発覚した。パスコードロックがかけられたiPhoneで緊急電話をかける操作をした後、すぐにハードウェアロックボタンを押すと、電話アプリ画面が開き、連絡先を参照したり電話をかけたりすることができてしまうという。
この情報を投稿したユーザーは、Appleの非公認アプリを使えるようにした「脱獄」版のiPhoneを使っているという。しかし脱獄していないユーザーからも、同じ問題を確認したとの投稿が寄せられている。
Integoによれば、このバグはiOS 4.1を搭載したiPhoneに存在するが、最新のβ版であるiOS 4.2には存在しないもよう。「Appleは既にこの問題を見つけて対処したようだ」と伝えている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR