Google日本法人は12月8日、「Googleマップ」のストリートビュー機能で、関東・関西・九州地域の一部の画像を高画質なものに差し替えた。カメラの位置は従来より40センチ下げ、通行人の顔や車のナンバープレートは自動的にぼかし処理を施すなど、「プライバシーに配慮した」としている。
撮影用車両のカメラの位置は従来、地面から2メートル45センチの高さだったが、これを2メートル5センチに下げ、民家の塀の中などが写りにくいようにした。
ユーザーは、自宅の表札や自分の車のナンバープレートなどが写り込んでいた場合、ネットや電話で公開停止を依頼できる。従来は、依頼を受けた場所の360度パノラマ画像をすべて公開停止していたが、今回からは、自宅や車など、依頼のあった部分のみに手動でぼかしを入れるという対応に変更。「プライバシーへの配慮を心がけながら進化を続けるべく、今後も努力を続けてまいります」としている。
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