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ストリートビューが高画質に カメラの位置下げて再撮影

» 2010年12月08日 15時39分 公開
[ITmedia]

 Google日本法人は12月8日、「Googleマップ」のストリートビュー機能で、関東・関西・九州地域の一部の画像を高画質なものに差し替えた。カメラの位置は従来より40センチ下げ、通行人の顔や車のナンバープレートは自動的にぼかし処理を施すなど、「プライバシーに配慮した」としている。


画像画像 渋谷センター街の画像更新前(左)と更新後

画像 京都高台寺の画像更新前(左)と更新後
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 撮影用車両のカメラの位置は従来、地面から2メートル45センチの高さだったが、これを2メートル5センチに下げ、民家の塀の中などが写りにくいようにした。

 ユーザーは、自宅の表札や自分の車のナンバープレートなどが写り込んでいた場合、ネットや電話で公開停止を依頼できる。従来は、依頼を受けた場所の360度パノラマ画像をすべて公開停止していたが、今回からは、自宅や車など、依頼のあった部分のみに手動でぼかしを入れるという対応に変更。「プライバシーへの配慮を心がけながら進化を続けるべく、今後も努力を続けてまいります」としている。

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