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見えなくなる前に――「あかつき」が撮った金星公開

» 2010年12月10日 16時31分 公開
[岡田有花,ITmedia]
画像 3つのカメラの画像の比較(JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月10日、探査機「あかつき」が9日に撮影した金星の画像を公開した。あかつきは金星から遠ざかっており、来週には金星が見えなくなるという。再び金星に接近するのは6年後。

 あかつきは5台のカメラを搭載。うち「中間赤外カメラ」(波長10μメートル)、「紫外線イメージャ」(波長365ナノメートル)、「1μmカメラ」(波長0.9μメートル)で撮影し、カメラのが正常に作動するか確かめた。「カメラは正常に動いており、思った通りの画像が撮れた」(中村正人プロジェクトマネージャ)という。

 撮影時刻は9日午前9時ごろで、あかつきと金星の距離は約60万キロと、地球と月との平均距離の約1.5倍。あかつきから見た金星の視直径は約1.2度で、金星を夜の方向から見ている。


画像 中間赤外カメラで撮った金星
画像 中間赤外カメラで撮った金星(視野全体)

画像 紫外線イメージャで撮った金星(人工的に着色)
画像 紫外線イメージャで撮った金星(視野全体)

画像 1μmカメラで撮った金星(人工的に着色)
画像 1μmカメラで撮った金星(視野全体)

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