米Yahoo!は2月10日(現地時間)、ユーザーの好みや地域でパーソナライズしたコンテンツをモバイル端末向けに提供する“デジタルニューススタンド”、「Livestand from Yahoo!」を発表した。まずは今年上半期中に、米AppleのiPadおよび米GoogleのAndroid搭載タブレット版を、その後スマートフォン版とPCのWebブラウザ版を立ち上げる計画という。
Livestandは、Yahoo! News、Yahoo! Finance、Yahoo! Sportsなどの同社のコンテンツのほか、提携先のパブリッシャーのコンテンツを、ユーザーの好みや地域、アクセスしている時間帯に合わせてパーソナライズし、タブレットやスマートフォンに最適化したユーザーインタフェースで提供する。今回の発表では具体的な提携先や購読料などの詳細は公表されなかったが、「テレビCMのインパクトとネット広告のリアルタイム性、インタラクティブ性を併せ持った」ターゲティング広告を掲載するとしている。
Yahoo!はLivestandによって、ユーザーには新鮮で興味に沿ったコンテンツを、パブリッシャーには確実なオーディエンスへのリーチを、広告主には効果的なターゲティング広告を掲載する場を提供できるとしている。
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